ベルリン発の検索エンジンEcosia (エコシア)でグリーンサーチにシフトする

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Ecosia

Ecosia

 

毎年当たり前のように起こる酷暑や異常気象で「森林破壊」は、もはや日本でも無視できない環境問題ですよね。

実際、毎年日本の国土面積の半分の森林がなくなっていて、100年後には森林がほぼ消失してしまうのではとの調査結果もあるくらい深刻な現状があります

こうした環境問題への取り組みとして、2009年にエコ意識の高いドイツ・ベルリンで誕生したのが「Ecosia(エコシア)」と呼ばれる検索エンジン。

エコシアは日々のウェブ検索が植林につながるという気軽さと画期的なシステムから、誰もが参加できる森林保全プロジェクトとして世界の注目を集めています。

 

ウェブ検索が植林に-「Ecosia(エコシア)」の仕組み

https://youtu.be/zo93M_6Xl50

Ecosia(エコシア)」はGoogleなどと同じ検索エンジンのひとつ。

ほかの検索エンジンと違うのは得られる収益の約80%が様々な植林プロジェクトに寄付されという点です。

創設者でありCEOのクリスチャン・クロールはドイツ・ニュルンベルクで経済学を学んだ後、一年間かけて世界を旅する中で地球存続のための木の重要性に気づき、Ecosia(エコシア)を立ち上げたとのこと。

 

広告収益を植林につなげる

Ecosia(エコシア)の仕組みは簡単。

まずユーザーがウェブ検索をして、検索結果に表示される広告がクリックされるとエコシアに収益が入ります。(これはGoogleなども同じ)

そうして得た収益の約8割が森林保護団体に寄付されるというものです。

現在Googleだけでも1日あたり35億回以上のウェブ検索が行われています。

この誰もが毎日当たり前のように行うウェブ検索が環境保全につながるとしたらインパクトは大きいですよね。

1つの検索でどれくらいの収益があるかはキーワードによって違いますが、収益性の高いキーワードだと1度に数本の木を植樹することが可能なのだとか。

エコシアのトップページには、これまでに何本の木がエコシアによって植えられたかがリアルタイムで表示されていて毎秒毎秒本数が増えています。

 

平均約45回の検索で1本の木が植えられる

Ecosia(エコシア)によると、一本の木を植樹するのにかかる費用は約0.22ユーロ(22セント)。

エコシアユーザーが検索するたびに広告をクリックするわけではありませんが、それでも1回の検索で平均0.5セント(ユーロ)の収入が得られるといわれており、平均約45回の検索で1本の木が植えられる計算となります。

つまりエコシアを使って45回ウェブ検索すれば、1本木が植えられるということ。実際に森に行って植樹をするのは簡単ではありませんが、ウェブ検索を通して木が植えられるならだれにでも気軽にできそう。

検索ページには、自分が何回エコシアで検索を行ったか、植林何本分のパフォーマンスを行ったかが分かる「パーソナル・カウンター」も表示されていて、自分の検索がどれくらいの植林につながったか目で見て分かります。

 

エコシアの植林プロジェクトが守るもの

エコシアが提携している環境保全プロジェクトは多岐にわたり、そのどれもが植林を通じて「森」「動物」「人」の平和を守る取り組みです。

 

森のサステナビリティ

image by Ecosia

エコシアはマダガスカル沿岸の森林を守るプロジェクト、ブラジルの熱帯雨林保全プロジェクトなどを支援しているほか、サハラ砂漠周辺の水問題解決プロジェクトにも寄付をしています。

植林を通じて、環境破壊により進む森林の消失と砂漠化を食い止め、未来に続く森づくりを目指しています。

 

動物界のサステナビリティ

インドネシアではパームオイル産業により森林が破壊され、オランウータンが住みかを奪われ絶滅の危機にひんしています。

エコシアは植林を通じてそんなオランウータンを保護する取り組みも支援しています。そのほかウガンダでのチンパンジー保護プロジェクトも。

パームオイルの問題についてはこちらもcheck 

 パーム油フリーはエシカルな選択肢 LUSHシャンプーバー派のわたし【Bath活】#1

 

社会のサステナビリティ

木を植えることは自然や動物を守るだけでなく、私たち人間の平和を守ることにもつながります。

たとえば南米ペルーやコロンビアでは、貧困からコカインの栽培に携わり犯罪に手を貸してしまう農民たちがいます。

エコシアはそうした農民たちが真っ当なビジネスで安定した収入を得られるよう、カカオ栽培などを支援にも取り組んでいます。

また植林を通じ、モロッコでの産業発展の取り組み、ケニアでの女性支援などにも関わっています。

 

Ecosia(エコシア)」で服を買って木を植える

検索エンジンとしての役割以外に、エコシアはオーガニックアパレル製品を販売しており、すべての利益がエコシアの植林プロジェクトに直接寄付されます。

Tシャツの場合、売り上げ一枚につき20本の植樹資金が寄付され、商品発送はドイツ国内のみならず国外へも行っているとのこと。

 

 

森林減少は私たち人間にとっても、動物やその他生物すべてにとっても大変深刻な環境問題。

私たち一人ひとりが自分ごととして何か行動を起こさなくてはならないテーマです。

そんなテーマに気軽に取り組めるのがエコシア。日頃使う検索エンジンをEcosia(エコシア)に変更したり、エコシアのプロダクトを購入することによって植林プロジェクトをサポートするメンバーの一員になることができます。

エコシアのプロジェクトに賛同した人は検索エンジンAppをスマホに追加してみて!

Ecosia(エコシア)

 

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nocia

ブロガー / CLAIrライター 大学時代にロンドンへ留学。 帰国後、大学を卒業し地元で就職するものの、"働き方"や"生き方"を模索しベルリンへ渡る。 その後、ベルリンで出会ったスペイン人パートナーと結婚し、現在はマドリード を拠点に活動中 ーライフスタイル、カルチャー、ファッション、社会問題..etc..思考や興味をブログにして発信しています。