緑を増やすベルリン発の検索エンジン「Ecosia(エコシア)」とは?

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「Ecosia(エコシア)」は日々の何気ないインターネット検索が緑を増やすことにつながる、ベルリン発の新しい検索エンジン。

世界のどこにいてもスマホ1台でだれにでも植林ができるという画期的なシステムから、ヨーロッパを中心に世界で注目を集めています。

そんなサステナブルな暮らしにぴったりの検索エンジン「Ecosia(エコシア)」の仕組みから使い方までを解説します。

 

ウェブ検索が植林につながる「エコシア」

「森林破壊」はもうずいぶん前から世界で協議されている深刻な環境問題ですよね。

2015年のFRA(世界森林資源評価)によると、毎年信じがたいほどの森林が地球からなくなっていて、2010年~2015年の5年間には330万8千ヘクタール(九州と同じくらいの面積)もの森林が消失したとのこと。

世界森林資源評価(FRA)2015概要(第2班)

ecosia-logo

こうした環境問題への取り組みとして、2009年にエコ意識の高いドイツ・ベルリンで誕生したのが「Ecosia(エコシア)」と呼ばれる検索エンジンです。

創設者でありCEOのクリスチャン・クロールはドイツ・ニュルンベルクで経済学を学んだ後、一年間かけて世界を旅する中で地球存続のための木の重要性に気づき、エコシアを立ち上げたのだそう。

 

サステナブルな「エコシア」の仕組み

capture how ecosia works

Googleなどと同じ検索エンジンのひとつEcosia(エコシア)は、得られる収益の約80%が様々な植林プロジェクトに寄付されます。

エコシアの仕組みはシンプル。

まずユーザーがエコシアでウェブ検索をして、検索結果に表示される広告がクリックされると、エコシアに収益が入ります。(これはGoogleなども同じ)

この収益の約8割が森林保護団体に寄付されるというものです。

現在Googleだけでも1日あたり35億回以上のウェブ検索が行われています。そんな誰もが毎日当たり前のように行うウェブ検索が、地球を守ることにつながるとしたらインパクトは大きいですよね。

エコシアのクリーンなポイント

エコシアは植樹だけでなく、様々なポイントで環境に配慮した運営を行っています。

  • 毎月ファイナンシャルレポートを発行し透明性を
  • 100%再生可能エネルギーを使用しCO2排出を抑える
  • ユーザーを守るプライバシーフレンドリー

 

エコシアは平均45回検索で1本木が植えられる

capture ecosia home

1つの検索でどれくらいの収益があるかはキーワードによって違いますが、収益性の高いキーワードだと1度に数本の木を植樹することが可能なのだとか。

エコシアのトップページには、これまでに何本の木がエコシアによって植えられたかがリアルタイムで表示されていて毎秒毎秒本数が増えています。

検索ページ右上↗には、自分が何回エコシアで検索を行ったか、植樹何本分のパフォーマンスを行ったかが分かる「パーソナル・カウンター」も表示されていて、自分の検索がどれくらいの植林につながったか目で見て分かります。

 

エコシアによると、一本の木を植樹するのにかかる費用は約0.22ユーロ(22セント)。

エコシアユーザーが検索するたびに広告をクリックするわけではありませんが、それでも1回の検索で平均0.5セント(ユーロ)の収入が得られるといわれており、平均約45回の検索で1本の木が植えられる計算となります。

 

エコシアの植林プロジェクトが守るもの

map ecosia planted

森林の消失が特に特に深刻なのが熱帯地域の南アメリカやアフリカ。エコシアが提携している環境保全プロジェクトは多岐にわたり、そのどれもが植林を通じて「森」「動物」「人」の平和を守る取り組みです。

森のサステナビリティ

image by Ecosia

エコシアはマダガスカル沿岸の森林を守るプロジェクト、ブラジルの熱帯雨林保全プロジェクトなどを支援しているほか、サハラ砂漠周辺の水問題解決プロジェクトにも寄付をしています。

植林を通じて、環境破壊により進む森林の消失と砂漠化を食い止め、未来に続く森づくりを目指しています。

マダガスカル Eden Reforesting Projects  

ブラジル PACTO for the restoration of the Atlantic Rainforest 

 

自然界のサステナビリティ

インドネシアではパームオイル産業により森林が破壊され、オランウータンが住みかを奪われ絶滅の危機にひんしています。

エコシアは植林を通じてそんなオランウータンを保護する取り組みも支援しています。そのほかウガンダでのチンパンジー保護プロジェクトも。

インドネシア fairventures worldwide 


パームオイルについてもっと知る パーム油フリーはエシカルな選択肢 LUSHシャンプーバー派のわたし


 

社会のサステナビリティ

木を植えることは自然や動物を守るだけでなく、私たちが住む社会の平和を守ることにもつながります。

たとえば南米ペルーやコロンビアでは、貧困からコカインの栽培に携わり犯罪に手を貸してしまう農民たちがいます。

エコシアはそうした農民たちが真っ当なビジネスで安定した収入を得られるよう、カカオ栽培などを支援にも取り組んでいます。

また植林を通じ、モロッコでの産業発展の取り組み、ケニアでの女性支援などにも関わっています。

ペルー PUR projects 

 

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エコシアで服を買って木を植える

エコシアは検索エンジンとしての役割以外にオーガニックアパレル製品を販売しており、すべての利益がエコシアの植林プロジェクトに直接寄付されます。

Tシャツの場合、売り上げ一枚につき20本の植樹資金が寄付され、商品発送はドイツ国内のみならず国外へも行っているとのこと。

 

エコシアで緑を増やすウェブ検索はじめませんか

森林減少は私たち人間にとっても、動物やその他生物すべてにとっても大変深刻な環境問題。

私たち一人ひとりが自分ごととして何か行動を起こさなくてはならないテーマです。

そんなテーマに毎日のウェブ検索を通して取り組めるのがエコシアの良いところ。エコシアを使って今すぐ始められる気軽なエコ検索、試してみてください。

Ecosia(エコシア)

 

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nocia

ブロガー / CLAIrmagライター 大学時代にロンドンへ留学。 帰国後、大学を卒業し地元で就職するものの、"働き方"や"生き方"を模索しベルリンへ渡る。 その後、ベルリンで出会ったスペイン人パートナーと結婚し、現在はマドリード を拠点に活動中 ーライフスタイル、カルチャー、ファッション、社会問題..etc..思考や興味をブログにして発信しています。