女性CEOの経験から生まれたニューヨークのルームメイトマッチングアプリ「RoomZoom」って?

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物価の高いニューヨークでは、アパートを複数でシェアするのが一つの生活スタイルとして存在します。とはいえ、キッチンやバスルームといった生活空間を共有するルームメイトとの間にトラブルを抱えてしまう人も少なくありません。

そこで最近注目を集めているのが、最適なルームメイトをマッチングするウェブアプリ「RoomZoom」。ユーザーから高い評価を得ているその仕組みと、アプリ誕生のきっかけをご紹介します。

 

ニューヨークのルームメイト探しを簡単に!ルームメイトマッチングアプリ「RoomZoom」のシンプルな仕組み

Image:  Youtube by RoomZoom

「住む部屋を探している」「既にアパートがあり、一緒に住むルームメイトを探している」。そんな人々を結びつけるのが、賃貸掲示板や広告。しかし、それは単に借り手と貸し手の契約を成り立たせるだけであり、快適な生活を送るための「理想のルームメイト」が見つかるとは限りません。

一方、無料会員制のウェブアプリ「RoomZoom」は、ユーザーが登録するライフスタイルやパーソナル情報に基づき、相互性のある相手を分類・ランク付けします。そしてユーザーは、マッチリストのランクから自分に最適だと思えるルームメイトを判断し、メッセージを送ることができます。

相性の良さそうなルームメイトを自動的にマッチングすることで、「最適なルームメイト探しにかかる時間やストレス減らそう」というのがRoomZoomの提案。画期的なそのアイディアは、ニューヨーカーの間でも話題となっており、メディアでも取り上げられています。

Youtube video by RoomZoom

不審なユーザーに目を光らせ安全性を図る

部屋探しは安全にも関わること。 RoomZoomでは、自身を偽る人物や最適なルームメイトを探すという趣旨に反するユーザーに厳しく目を光らせ安全性に十分気を配っています。また、不審なユーザーを見かけたら運営側に連絡を入れるよう呼びかけています。

「私自身も、そして私の友人達も必要としてた」アプリ創設者でありCEOが語る「RoomZoom」誕生のきっかけ

RoomZoomの創設者でありCEOElienは、スタートアップを開始した当時、マーケティングやマネージメント、ソフトウェアの基礎やアリゴリズムに関する知識が一切ありませんでした。

そんな彼女がアプリ開発を考えるきっかけとなったのは、自身や友人達が経験した「ルームメイト探し問題」。

当時、ブルックリンのウィリアムズバーグにある4ベッドルームのアパートに住んでいたElienは、

ルームメイトがアパートを退去する度に広告掲載で新たなルームメイトを募集し、山のように送られてくる入居希望のメールの中から最適なルームメイトを見つける効率性の悪さを問題に感じていたとのこと。

同時に、部屋探しを行う際も良い縁が見つからず、理想とはかけ離れた部屋に住まざるを得ない状況というのを、彼女の世代の多くが経験したそう。

Elienは、そうした背景がRoomZoom誕生のきっかけにあるとメディアで語っています。( Elien Blue 

 

今後は他都市でもサービス展開を計画滞在能力を秘めるアプリに注目

20181月現在、RoomZoomが利用できるのはニューヨークのみですが、近い将来他都市でもサービス展開を計画しているとのこと。

アメリカをはじめ、同じくハウス・アパート(=フラット)シェア文化が浸透するヨーロッパ、そしてルームシェアの人気が高まりつつある日本でも利用できる日が来るかもしれません。

RoomZoomのさらなる成長から、今後も目が離せません。RoomZoom  

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nocia

ブロガー / CLAIrライター 大学時代にロンドンへ留学。 帰国後、大学を卒業し地元で就職するものの、"働き方"や"生き方"を模索しベルリンへ渡る。 その後、ベルリンで出会ったスペイン人パートナーと結婚し、現在はマドリード を拠点に活動中 ーライフスタイル、カルチャー、ファッション、社会問題..etc..思考や興味をブログにして発信しています。