愛くるしく、ちょっとレアなホームプラントで気分転換
家で過ごす時間に飽きてきたら、少し珍しい観葉植物で部屋をリフレッシュするのはいかがでしょう。植物って毎日の手入れが大変な気もするけれど、やはりひとつ部屋にあるだけで気分を明るくしてくれるもの。
切り花を飾るのももちろん綺麗ですが、季節を味わい、長く共に暮らせる鉢植えの方が愛着も湧くしサステナブル。
ということで今回は、異国情緒をまとった元気をくれる植物たちを探してみました。
レモンの木
温かい所で育ち、地中海や西海岸のイメージが強いレモンの木はやはりどこか観る人の気分を上げて、元気にしてくれる!部屋にひとつレモンの木があるだけで、家全体の雰囲気もガラッと一変します。
5〜6月に白い花を咲かせ、秋〜冬に実がなるレモン。果実が、緑色からだんだんと“レモンイエロー“に変わっていく姿を日々観察するのも楽しそう。
寒いのが苦手なレモンの木は、リビングなど室内の日の当たる場所に飾るのがgood。開放的なキッチンのアクセントにするのも良いですね。
オリーブの木
同じくイタリア・スペインなど地中海の空気漂うオリーブ。華奢でスマートな佇まいのオリーブの葉は、部屋を落ち着いた雰囲気にしてくれます。
5〜6月には白い花をつけ、上手く育てられれば秋頃に実がなるのだそう。
オリーブの木は、白い花と華奢な葉が合わさると余計に洗練された装いになります。
心を落ち着けて、しっかりテレワークに励みたい時に側に置きたい。飾る場所はデスク周りが良さそう。
ラベンダー
ラベンダーといえばフランスのプロバンス地方。乾いた風に揺れるラベンダーの最大の魅力は心を癒す香りです。
スワッグやブーケとして見かけることの多いラベンダーですが、鉢植えを選ぶとより長い時間香りを楽しめます。
つい最近、我が家にも迎え入れたラベンダーの鉢。窓を開けた時にだけ、風に乗ってふわっと広がるラベンダーの香りがとても癒されます。
ストレスや緊張を和らげ、心を安定させる効果のあるラベンダーは眠りの質をあげてくれる「安眠の香り」としても有名。こちらはぜひ寝室の窓際に置きたい。
(※ただ花が咲き終わると、小さな花粒がたくさん落ちるので下にクロスを引くのがおすすめ。)
ユーカリ
丸い葉っぱが何とも愛らしいユーカリは、オーストラリアの広大な地でアボリジニの時代から親しまれる木。
こう見えて、深く根を張り、乾燥したところでもよく育つ生命力の強い木です。
表面が白っぽく丸い葉が無数に重なり合うユーカリ。大きく育った時に、どんなかたちになるかを想像しながら鑑賞するのも面白そう。
(ユーカリは600種もあり、中には葉が丸くないものもある)
部屋をやわらかい印象にしてくれるので、毎日くつろぐリビングの一角に少し大きめのサイズを飾ると部屋がまとまりそうです。
今や数えきれないくらい種類があるホームプラント。
どの植物にもそれぞれの魅力があるけれど、「え、これ家で育てられるの?」という少しレアなものを選ぶと、日々の何気ない日常にもちょっとした遊び心がプラスされそう。
おうち時間が何となく変わり映えしないなと感じたら、ぜひフレッシュなホームプラントで気分転換を。