ドイツ生活での”常識”。日本人がカルチャーショックを感じる3つのこと

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私たちは物事を判断する時、知らず知らずのうちに「日本の常識」を基準にしていますよね。

お店で買い物する時は丁寧な接客が当たり前で、役所の手続きも正確かつスムーズに行くもの、などなど。

電車に乗る時は、先頭で待っていた人から乗り込みますし、宅配便は時間指定で届けてくれるどころか、親切な再配達というサービスまで存在します。

しかし海外へ行くと、日本の常識は通用しないのが当たり前。日本の常識を基準に物事を考えてしまうと、がっかりしたり、イライラすることが多くあります。

そこでライターが生活していたドイツでの常識について書いてみました。

 

市役所の手続きに予約が必要なドイツ

ドイツで役所を利用するときは事前の予約が必須です。急いでいる人や、予約が取れなかった人は、当日飛び込みで行くことも可能ですが、当日枠にかけて大勢の人が並ぶため、開館前から長時間待たされることになってしまいます。

最悪の場合、並んでいても「今日はいっぱいだから帰って」と、追い返されることも

ドイツは2週間以上現地に滞在する場合、必ず住民登録をする必要があるのですが、ベルリンのようにヨーロッパからの移住者が多い街は予約で2週間待ちなんてこともよくあります。

日本のようにスムーズな役所の手続きを期待していると、「大事な期限までに手続きが終わらない!」ということもあり得ます。

ドイツでは日本の何倍も余裕をもって、役所の手続きを始めるのが常識です。

 

病院(クリニック)も予約してから

ドイツでは、役所だけでなく病院(クリニック)も予約をしてから行くのが当たり前。予約状況によってはその予約が数週間先になってしまうこともあります。

もちろん症状や、病院の予約状況によって当日診てもらえることもありますが、ドイツ人には「病院=予約必須」と認識されています。

今診てほしいから病院に行くのに、数週間先の予約を待つなんて日本ではあまりありませんよね。

どうしても当日診てもらいたい場合は、救急病院の利用となりますが、日本と同じく重症者を優先で診てくれるため、風邪や腹痛程度であれば数時間待つ覚悟が必要です。ドイツではこうしたシステムが「常識」。

ドイツでは日本よりも、医療に対してサービスのひとつという意識がが強いのかもしれません。

 

ドイツでは日本の郵便・宅配サービスのレベルを期待しない

海外で生活すると、多くの人が日本の郵便・宅配サービスの素晴らしさに気付かされます。特にうっかり荷物を受け取り損ねた時の、再配達サービスは助かりますよね。

しかしドイツでは、受取人が不在の場合近所の人に荷物を託されます。

隣人が親切な人ならいいのですが、きちんと荷物を渡してくれなかったり、ほったらかしにされたりと、トラブルになることもあるので注意が必要です。

またほかの国では一度荷物を受け取れなかったら、郵便局まで自分で行かなければならないところもあるのだとか。

その度に身分証明書を持参したり、重い荷物を自分で持って帰ったり、何かと大変です。

でも逆にそんな不便な国から日本をみると、日本の便利なサービスは「過剰」なのかもしれません。

そんな気づきもドイツ生活で得た大切な発見。海外の不便というものはネガティブに捉えず、まずは受け入れることから始めると、そこに新たな視点が生まれるのかなと思います。

 

海外生活 を快適に送るための教訓「郷に入れば郷に従え」

ドイツに限らず海外で生活を始めると、その国の常識に戸惑うことが必ず出てくるものです。

そんな時、日本の常識で考えると「なんて放漫なんだ!」と不満を感じてしまうかもしれません。

しかし「郷に入れば郷に従え」と言うように、滞在国の常識を一度のみ込んで受け入れると、良い意味で諦めがつき、日本では起こりえないハプニングや状況を楽しむ余裕が生まれてきます。

海外に滞在するときは短期、長期に関わらず、日本の常識はないものとして、新しい当たり前やカルチャーショックを探す!くらいの心持ちで過ごしてみてくださいね。

 

 

 

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nocia

ブロガー / CLAIrmagライター 大学時代にロンドンへ留学。 帰国後、大学を卒業し地元で就職するものの、"働き方"や"生き方"を模索しベルリンへ渡る。 その後、ベルリンで出会ったスペイン人パートナーと結婚し、現在はマドリード を拠点に活動中 ーライフスタイル、カルチャー、ファッション、社会問題..etc..思考や興味をブログにして発信しています。