イギリス王室がリードするプラスチック製品廃止・削減のムーブメントとは?

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最近、世界で話題になっているプラスチック製ストローに関するニュース。

そうした問題への取り組みとしてアメリカの大手コーヒーチェーン・スターバックスをはじめ、様々な企業がプラスチック製ストローの廃止・削減活動についてアナウンスを行っています。

そして世界でもっとも影響力をもつロイヤルファミリーといわれる、イギリス王室もまたプラスチック製廃止・削減への動きをみせています。

 

ドキュメンタリー作品に影響を受けたエリザベス女王

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英国を代表する動物学者・自然誌学者であり、1985年にはその活動が認められナイト爵位が与えられたデイビッド・アッテンボローについては日本でもよく知られていますが、イギリスのメディアThe Telegraphによると、彼が関わったイギリス領内に生息する野生の生物の保全をテーマとした自然ドキュメンタリーに大きな影響を受けたのがエリザベス女王。

その結果、バッキンガム宮殿やウィンザー城といった王室の施設においてプラスチックの使用を制限する指示が出され、ケータリング業者が使用する食器は陶器やガラス製品に、会議の際に使われていたプラスチックコップはリサイクル可能なコップに変更することが検討されたとのこと。

また、施設内に併設されているカフェにおいても、プラスチック製ストローの使用を段階的に廃止していく計画が立てられるなど、エリザベス女王を筆頭に進むイギリス王室の「エコ化」に多くの注目が集まっています。

 

自身の結婚式でプラスチック製品の不使用を目指すユージェニー王女

Princess Eugenieさん(@princesseugenie)がシェアした投稿


ウィリアム王子・ヘンリー王子のいとこにあたるユージェニー王女もまた、反プラスチック製品の立場を示す王室メンバーの一人であり、2018年半ばから海洋を汚染から保護することを目的とした慈善事業「Project 0(プロジェクト ゼロ)」の大使を務めています。

そんなユージェニー王女はイギリス版Vogueの中で、王女と王女の婚約であるジャック・ブルックスバンク氏の生活は反プラスチック製品の立場を貫いており、201810月に控えるふたりの結婚式では王女のサスティナビリティに関する考えを反映し、自宅と同じくプラスチックフリーの結婚式にしたいと語っています。

世界経済フォーラムによると、毎年世界で3億トン以上のプラスチックが生産され、その内の10%が海洋ごみに。さらに、このままプラスチック製品の使用に歯止めがきかない場合、海洋に流れ着くプラスチックごみは2050年までに魚の数を上回ると推測されており、イギリス王室と同じく一般人である私たちも世界の一員として、「自分に何ができるのか」改めて向き合い、行動で示すことが求められています。

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nocia

ブロガー / CLAIrmagライター 大学時代にロンドンへ留学。 帰国後、大学を卒業し地元で就職するものの、"働き方"や"生き方"を模索しベルリンへ渡る。 その後、ベルリンで出会ったスペイン人パートナーと結婚し、現在はマドリード を拠点に活動中 ーライフスタイル、カルチャー、ファッション、社会問題..etc..思考や興味をブログにして発信しています。