高級ブランド Vetements がロンドン ハロッズのショーウィンドウで伝えたかったこととは?

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Phote: Vogue UK

 

イギリス・ロンドンの高級ブティック「ハロッズ(Harrods)」は、日本人観光客にもお馴染の場所。

ポッシュエリアと呼ばれるナイツブリッジに位置し、豪華で美しい外観・内装は常に人々をうっとりさせます。

そんなハロッズのウィンドウディスプレイに以前現れたのが、積み重なった洋服の山々。

人々を驚かせる斬新なアイディアには、ファッションブランドVetementsのある意図が隠されていました。

 

ハロッズとVetementsによるイニシアチブーファッション業界に存在する環境問題についてのアプローチ

Phote: Vogue UK

ラグジュアリーかつ遊び心を感じさせるウィンドウディスプレイが毎回注目を集めるハロッズのウィンドウディスプレイ。

そこに突如現れた、着古された服や不要な服で作られた服の山は若者を中心に人々の驚きと関心を引きつけました。

このアイディアは、高級ファッションブランドVetementsのアイディアで誕生したものであり、積み上げられた服は4000人以上のハロッズ従業員や一般市民によって寄付されたもの。

この斬新なアイディアの背景にあるのは、ファッション業界における環境問題。

VetementsCEOであるGuram Gvasaliaは、ファッション業界における過剰生産が環境に与える有害な影響について懸念を抱いており、ファッション業界に従事する企業と消費者、両方が目を向け話すべき課題であると考えています。

多くのブランドが誕生し、ファッションを自由に楽しめるようになった裏で、需要と供給のバランスを失い、石油問題に次ぐ大きな環境問題を引き起こしているファッション業界。

私たち消費者も、その問題について決して無関係とは言いきれません。

 

Vetementsの思い描くブランドのサステナビリティー

ファッション雑誌Vougeでは、Vetements社のCEOGuram Gvasaliaのある言葉が紹介されています。

「ファッションブランドが今日よりサステナブルなものになるためには、たった一つシンプルなことをする必要がある。」

彼の意味するシンプルなこととは、より多く売ることへの意識ではなく、供給が需要を満たすということ。

GuramはファッションブランドのCEOでありながら、過剰に販売しないというブランドポリシーを掲げ、また一方で消費者に向けて、過剰にモノを買わないというメッセージも発信しています。

Vetementsは過去にアメリカ・ロサンゼルスとニューヨークのショーウィとンドーで同じ企画を実施しており、今後1年かけ世界50ヶ所で同様の企画を行う予定とのこと。

今後さらに同ブランドのサステナビィリティに注目が集まりそうです。

 

 

 

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nocia

ブロガー / CLAIrmagライター 大学時代にロンドンへ留学。 帰国後、大学を卒業し地元で就職するものの、"働き方"や"生き方"を模索しベルリンへ渡る。 その後、ベルリンで出会ったスペイン人パートナーと結婚し、現在はマドリード を拠点に活動中 ーライフスタイル、カルチャー、ファッション、社会問題..etc..思考や興味をブログにして発信しています。